日本物理学会2003秋季大会
宮崎ワールドコンベンションセンター・サミット(9月9日-12日)
●一般講演 147件
実験・理論核物理合同セッション
・不安定核 (実験12, 理論12)
・天体核物理学(実験4, 理論10)
・ハイパ−核・ストレンジネス (実験13, 理論9)
・高エネルギー重イオン(実験15, 理論4)
実験理論核物理、素粒子実験理論合同セッション
・核子構造 (実験7, 理論2)
●招待講演 8件
核物理プログラム委員会推薦[実験系](7件)
・中野貴志 「Evidence for the existence of Z+ at LEPS」
・K.H. Hicks 「Signature of Z+ at Jlab」
・森本幸司 「理研におけるZ=111元素の追試を含む最近の成果」
・永嶺謙忠 「ミュオンが拓く新しい核科学」
・大西宏明 「The Vertex Spectrometer of the NA60 Experiment at CERN/SPS」
・G. Schnell 「Study of new quark distribution in the nucleon by HERMES」
・中川格 「The Study of Nucleon Deformation by Out-of-Plane γ*N→Δ Measurement in Low Q2 Region」
第9回核談新人賞(1件)
・小沢恭一郎 「ベクター中間子の測定を通じてみたQCDの世界」
●シンポジウム 4件
・QGP探索実験の潮流(実験・理論核物理)
・核偏極技術の発展とその応用(実験・理論核物理)
・J-PARC NP実験施設でのストレンジネス核物理(実験・理論核物理)
・ガンマ線とエキゾチック核(理論・実験核物理)
講演数の推移、講演申込時のキーワードの分類を以下の図に示します。 キーワードと講演内容とが適切に結びつかないものが見受けられます。 特に、測定器・実験技術の講演なのか物理内容の講演なのかを明確にしてください。 適切なキーワードがない場合は、「その他」のキーワードを選び、 新規のキーワードを書いて下さい。
2003 年5月29日に核物理プログラム委員会を開催し、本学会での招待講演やシンポジウムを検討しました。会員からの提案は、4月7日にアナウンスを行い、5月 10日まで受付けました。6件の招待講演と3件のシンポジウム提案がありました。これを含めて、核物理プログラム委員会で議論し、 今回の学会では、招待講演(実験系)が8件、シンポジウムが4件となりました。
招待講演を増やす方向で検討してきていますが、他の領域・分科とのバランスという点で、どこまで増やすのかが多少議論となりました。また、一般講演として申し込まれたなかからもシンポジウム講演を選ぶという試みがなされましたが、 プログラムへの掲載に関して手続き上の不手際が起こり、今後の改善が必要です。
理論核物理との合同セッション(不安定核、天体核、ハイパー核、高エネルギー重イオン反応、超重核)、素粒子論、素粒子実験、理論核物理、 実験核物理の合同セッション「核子構造」を継続します。
物理学会のホームページに実験核物理分科(ne)のページ(http://div.jps.or.jp/ne/index.html)ができました。次回の学会の開催方針や、 これまでの学会での招待講演やシンポジウムの情報などを盛り込んで、今後活用していきます。
核談総会において、次期世話人として 氏( )が推薦され承認された。
5月− 11月−
2000 宇都宮(甲南大) 浜垣 (東大)
2001 松多(阪大) 田村(東北大
2002 石井(原研) 永江(KEK)
2003 鈴木(埼玉大) 齊藤(京大)
2004